大切な資金を、運用する責任。
世の中の動きに敏感に、
金融のスペシャリストに。

いかに情報を得られるか。
事前シナリオが冷静な判断のカギ。

現部署には2020年から所属しています。法人営業の経験も長くなり、新たな道に挑戦したいと異動を希望しました。資金運用部は農協から預かっている資金を、国債や株取引を通じ運用するのが主な業務です。これまで経験したことのない領域でプレッシャーを感じる一方、期待感も大きかったです。通常朝は国内マーケットが開く9時より前に出社し、海外を含めた情報収集を行いチームで共有し、投資方針や具体的な売買オペレーションを検討します。チームは売買を執行するフロントと書類関連を扱うバックチーム、そして管理職が協力し業務に当たっています。マーケットは予測不能な、不確実な世界です。国内外の、目まぐるしく変動する様々な情勢の影響を受け変化するため、いかに多くの情報を得るか、それをもとにいかに多くのシナリオ（対策）を想定できるかが肝。最近では、2024年の8月に、国内市場で株式の大暴落がありました。令和のブラックマンデーと言われていますが、実はその兆しは以前からあり、「直面した時にどう動くか」とシナリオを準備していたおかげで、冷静に判断できました。自分自身がマーケットを理解できたと実感した経験でもありました。