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ワークライフバランスを叶える。
仕事と育児の両立を、無理なく実現。

食農営業部

I.Y.

2018年入会

静岡に貢献したい。就職はUターンで。

学生時代は東京の大学に通っていましたが、就職は地元静岡に貢献したいとUターンを希望しました。静岡の好きなところに豊かな自然と農業がありますが、農業に特化した静岡県信連なら農業はもとより地元を支援できると考えました。ほかにも、本店及び2つの営業部は富士、浜松といずれも県内のため、総合職でも引越しを伴う転勤がないこと、また残業時間が少ないこと、社内の教育制度が充実している点も魅力でした。私が就職活動をしていた当時はまだ、女性の働き方への配慮は企業ごとに差がありました。特に私は男性が多い総合職を希望していたので気がかりでしたが、静岡県信連はいち早くライフステージに合わせた柔軟な働き方を支援しており、女性も、出産後に仕事を辞めず働いている方がほとんどとうかがい、また、産休・育休の制度もしっかり整備されていたので安心できました。現在は、食農営業部の県外法人融資班に所属していますが、仕事のやりがいも大きいです。自分が融資に携わった資金が企業の事業に使われ、世の中を動かすことに役に立っていると思うと誇らしく感じます。

周りの理解があり、
気後れせず育児もできる。

2023年に産休・育休を取得し、2024年の7月に現場復帰しました。現在は時短制度を活用し、9時30分に出社し4時30分に退勤しています。所属は育休前と同じ部署。業務内容的に、以前は月に何度か出張があったので辞令を聞いたときは少し不安でしたが、上司から「育児と仕事のバランスが取れるまで、無理なくやっていこう」と言っていただき心強かったです。業務の割り振りも、直接訪問のない企業の担当にしていただくなど復帰後の配慮は手厚く、最初の不安が嘘のよう。今では、同じ部署に戻れたことが自分のプラスになっています。慣れた業務ということもありますが、営業は意外と自分で調整がしやすいんです。お客様とのやりとりはメールなどで自分のペースでできますし、上司や周りの理解があり、残業がないように業務の調整もしていただいています。私が育休中に、部署内にスケジュール管理のアプリが導入されました。例えば、協調融資の締め切り日など、重要な業務のスケジュールが共有されています。担当が誰であっても、重要な要項は全員で共有し、チームでフォローする体制が整っています。

後に続く後輩ワーママを、勇気づけたい。

これまででいちばん印象に残っている仕事は、営業1年目の時、初めて入札に声をかけていただいたことです。入札案件にはライバル金融機関がいますので、作戦を練る必要があります。また、私一人で決められることではないため、社内で上司を説得する難しさもありました。営業における交渉力や調整力の大切さを知り、成長につながった出来事です。業務を通じ成長を実感できる機会は度々ありますが、反面、産休・育休中はキャリアと成長が止まってしまったと焦る気持ちがありました。そんな私に上司がかけてくれたのが、「育児から得たスキルもある」という言葉。言われてみれば、タイムマネジメント力やマルチタスク力は確実に上がりましたし、共感力も強くなりました。それになんと言っても忍耐力が一番でしょうか（笑）。人を引き上げてくれる、上司や同僚に恵まれているとつくづく感じます。今度は私が後輩たちの役に立つ番です。ロールモデルといったらおこがましいですが、仕事と育児の両立もこの組織なら無理なく叶えられるという背中を、後輩たちに見せたいです。

１日のスケジュール例

9:00

保育園へ子どもを預ける

子どもは０歳11か月から、当会提携の認可外保育園を利用しています。認可外ならではの自由な雰囲気が気に入っており、子どもも園が大好きなので、いつも安心して笑顔で預けられます。

9:30

出社

メールをチェックし、本日のスケジュールやタスクを確認します。

10:00

他行紹介の融資案件を検討

メガバンク等から紹介を受けた、大型の協調融資案件（企業の資金ニーズに対し複数の金融機関が同一条件で融資）等について、対象企業の事業内容や業況等を確認し、条件等総合的にみて本会の融資方針を考慮しながら参加を検討します。

11:00

新規融資の打合せ

上記紹介案件等新規の融資について、取引先の業況や金利等の融資条件についての説明資料を事前に作成し、それをもとに部内で打合せをします。

12:30

昼食

先輩や同僚と一緒に、農業会館内の食堂で食事をします。

13:30

情報収集

新聞や経済誌等で、取引先企業や金融市場の動向、農業に関するニュース等を確認します。

14:30

資料作成

取引先の決算内容から1年間の融資方針を策定する資料や、融資内容の決裁を受けるための融資稟議書、債権の状況をモニタリングする資料等、各提出期日に間に合うよう優先順位を決め、資料を作成します。子どもの発熱等で急にお休みをいただくこともあるため、先回りして準備することを心がけています。

16:30

退勤

明日のスケジュールとタスクを確認し、保育園に子どもを迎えに行きます。私を見つけると笑顔で走ってきてくれるので、毎日迎えに行く時間を楽しみにしています。

仕事は人生の大切な要素ですが、それが全てではありません。健康であること、豊かな生活を送れること、ワークライフバランスはとても大事です。出産を経験し、人生のステージによって働き方は変わると身をもって実感しました。企業選びの際は、好きな仕事かどうかと同じくらい制度も確認し、将来の様々な段階で働く自分を想像してみてくださいね。

経歴紹介

2018年: 入会
営業統括部窓口業務グループ配属

2022年: 食農営業部県外法人融資班

2023年: 産休・育休取得

2024年: 食農営業部県外法人融資班

ワークライフバランスを叶える。仕事と育児の両立を、無理なく実現。